春菊(しゅんぎく) 〜食材を知る〜


春菊(しゅんぎく)


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春菊(しゅんぎく)の特徴

春菊の原産地はは地中海沿岸地方。日本へは1500年頃中国経由で伝わりました。
野菜として栽培しているのは、日本、中国などのアジアのみで、ヨーロッパでは観賞用として栽培されています。
春に花を咲かせるので、この名前がつきました。
菊に似た形の葉を食用にし、繊維がやわらかくきくのような香りがあります。
通年流通していますが、春にでてくる露地物はとくにやわらかいです。

春菊(しゅんぎく)の選び方

葉の色が濃く茎が細く短いものの方が、味がいいです。
葉が根元から密生していて、のびすぎていないものを選びます。

春菊(しゅんぎく)の保存方法

乾燥を避けるために、ぬれた紙につつむか、さっと洗って保存袋にいれ、茎を下にして冷蔵庫へ入れます。
葉がいたみやすいので、早めに使いましょう。
ゆでたものは2〜3日保存ができ、また冷凍もできます。

春菊(しゅんぎく)の成分と作用

カロチンが豊富で、その含有量は緑黄色野菜の代表ともいえるほうれん草を上回ります。
カロチンは体内で必要に応じてビタミンAに変化し、粘膜保護などの働きをします。
またカロチンは抗酸化作用があるので、がん予防や老化予防などの生理作用があります。
カロチンを効率よくとるには、油と共に食すると吸収がよくなります。
その他に、ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄も豊富です。
香りの成分はαーピネン、ベンズアルデヒドなどの10種類の成分からなっており、その香りは自律神経に作用して、
胃腸の働きをよくしたり、痰をきり、咳をしずめるといわれています。

春菊(しゅんぎく)の民間療法の薬効と利用法

春菊のしぼり汁はいろいろな使い道があります。
しぼり汁を飲むと、高血圧によるのぼせをとり、血圧を下げるといわれています。
また、絞り汁を打撲、捻挫、しもやけなどの時に患部に湿布をするとよいといわれています。
おできには、葉をつぶして貼ります。
香りがいいので葉を乾燥させて入浴剤として使うこともできます。
体をあたためるので、肩こりや神経痛にいいといわれています。

春菊(しゅんぎく)の食べ方

おひたし、ゴマ和え、白和え、鍋物に使われることが多い春菊。かき揚やソテーなどでもおいしくいただけます。
新鮮なものなら、生でサラダにもむいています。

おひたしや、和え物などのときは、塩をいれたお湯でさっとゆで、冷水にとります。
水にさらしすぎるとビタミンが損なわれるので注意。

カロチンを効率よく取り入れるためには、ゴマ和え、ピーナッツ和えなど、
一緒に油をとれる調理にするのがいいでしょう。


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