さといもの特徴さといもの原産地はインドからインドシナ半島にかけての範囲で、日本へは縄文時代に渡来しました。
江戸時代にサツマイモが普及するまでは、いもというとさといものことでした。
多くの地域で正月料理に用いられます。山形県には、芋煮会という芋煮を河原で囲んで食べる行事があります。
地下茎の中心にある大きな塊を親芋、その周囲につくものを小いもといいます。
小芋だけを食用にするものを一般にさといもといいます。
親芋小芋ともに食用にするものには、えびいも、セレベスなどがあり、
親芋だけ食べるものには、やつがしらがあります。
さといもの旬と選び方旬 : 秋から冬
泥つき、皮に湿り気があり、実が固いものを選びます。
こぶやひびがあるもの、また皮をむいたものは外側がかたくなりやすいので避けた方がいいでしょう。
さといもの保存の仕方乾燥をさけて、ぬれた新聞紙に包んで冷暗所で保存します。低温には弱いので、冷蔵庫には入れません。
洗ったイモはいたみやすいので、早く使いましょう。
さといもの成分と作用さといものぬめりは、ガラクタンといい、これが薬効を発揮します。
このガラクタンは血圧を下げ、血中コレステロールを取り除く効果があります。
また、サトイモには食物繊維がおおく、さつまいもと同じくらいあります。
さつまいもに比べると、水溶性のマンナンを1.5倍含まれています。
さといもは、100gあたり58kcalと、いもの中では低エネルギーでダイエット向きです。
カリウムも豊富で、ほうれん草の近くくらいの含有量があります。
さといもの民間療法の薬効と利用法昔から、サトイモをすりおろしたものに小麦粉とおろし生姜を混ぜて湿布薬に使われてきました。
やけど、打ち身、歯痛などに使われます。
蒸し刺されには、葉柄をつぶして出た汁をぬります。
さといもの食べ方さといもにはぬめりがありますが、このぬめりに薬効成分がたっぷり含まれているので、できるだけ落とさないで調理した方がいいです。
手がかゆくなる場合には、手に塩か重曹をつけると防げます。
うま煮、含め煮、蒸して塩をつけて食べるきぬかつぎ、田楽、汁の実、おでん、けんちん汁に。
煮物は、サトイモ単品で煮ることもありますが、鶏肉、豚肉、いかなどともよくあいます。
また、みそとも相性がいいです。
|
|
|
|